Nijiiro Lampのステンドグラスランプは、デザインから完成まで、すべて作家の手仕事によって一点ずつ丁寧に制作されています。
量産品では決して表現できない、ガラスそのものの個性や光の表情を最大限に引き出すため、多くの工程と時間をかけて仕上げています。
― ひとつの灯りが生まれる、19の工程 ―
Nijiiro Lamp のステンドグラスランプは、
すべて作家自身の手により、一点一点丁寧に制作されています。
素材の個性と向き合いながら、完成まで多くの工程を経て仕上げています。
【画像:デザイン画・立体模型・型紙が並んでいる作業風景】
デザインや立体模型を通して完成イメージを固めます。
その後、実際にガラスをカットするためのパターン(型紙)を制作します。
このパターンが、作品の精度を左右する重要な設計図となります。
Nijiiro Lamp では、ここで納得のいく形になるまで、何度も何度も作り直すことで、
完成イメージにより近づくよう細かな調整を重ねていきます。
【画像:ガラス板の上に型紙を置き、ペンで線を引いている手元】
型紙をガラスに当て、カットラインを一本ずつ写します。
ガラスは色・模様・厚み・製造年代によって性質が異なるため、
光の出方を考慮しながら、使う位置を慎重に決めていきます。
【画像:オイルカッターでガラスを切っている瞬間】
引いたラインに沿って、オイルカッターやダイヤモンドカッターでガラスをカットします。
一見すると直線カットの方が簡単に思われがちですが、
ガラスによって性質が異なるため、長い直線ほど力のかけ方やスピード、刃の角度がわずかに狂うだけでカットがずれてしまうため、実は非常に高い集中力と技術が求められます。
曲線のカットも含め、ガラスの性質や内部のクセを読み取りながら、
一枚一枚、神経を研ぎ澄ませて刃を入れていきます。
ガラスに入れたカットラインをもとに、割り取りの作業を行います。
ガラスの割り方にはいくつもの方法があり、
形状・サイズ・ガラスの癖・内部の流れなどを見極めながら、その都度最適な方法を選択します。
どの方法を使うか、どのタイミングで力をかけるかは、
長年の経験と感覚に委ねられる部分が大きく、
仕上がりを左右する非常に重要な工程のひとつです。
【画像:ルーターでガラスの縁を削っている様子】
カットしたガラスのエッジは非常に鋭利なため、
ルーター(グラインダー)で削り、安全かつ正確な形に整えます。
【画像:パターンとガラスを合わせて確認している手元】
パターンと何度も照らし合わせながら、
カットラインが滑らかになるよう細かく調整します。
【画像:シンクでガラスを洗っている様子】
研磨時のガラス粉や油分を洗い落とします。
この工程が、次の銅テープの密着性に影響します。
【画像:ガラス側面に銅テープを巻いているアップ】
ガラスの側面に、表裏均等になるよう銅テープを巻きます。
わずかなズレが仕上がりに影響する、集中力のいる作業です。
【画像:複数のガラスに異なる幅の銅テープが巻かれている状態】
ガラスの厚みや模様に合わせ、銅テープの幅を使い分けます。
巻き始めと巻き終わりがズレたときには、ここで微調整を行います。
【画像:ヘラでテープを押さえているシーン】
ヘラを使い、テープをしっかり密着させます。
水分やフラックスが入り込まないよう丁寧に行います。
【画像:デザイン画の上にガラスピースを並べた全体写真】
すべてのガラスを並べ、色・模様・バランスを最終確認。
イメージと異なる場合は、何度でも組み替えます。
また、ガラスに傷がないか、表裏を間違えていないか、同じ柄のガラスが並んでいないか等、
ランプごとに決めたルールを必ず二人以上でダブルチェックを実施します。
Nijiiro Lamp が最も大切にしている工程です。
【画像:ハンダゴテで線を引いている作業風景】
フラックスを塗り、銅テープ部分にハンダをのせていきます。
この工程は表・裏ともに同じ工程を行います。
ハンダ付けは、見た目の仕上がりを最も左右する重要な工程です。
NijiiroLampでは、ハンダを多すぎず、少なすぎず、
かまぼこ状に美しく盛り上がる量で仕上げています。
ハンダのラインによって作品に強弱が生まれ、
光を受けたときの美しさや奥行き、深みが引き立ちます。
最終的に、作品全体が凛とした佇まいになるよう、
一線一線、丁寧にハンダを引いていきます。
【画像:洗剤で洗っている作業シーン】
フラックスや油分、手あかを中性洗剤でしっかりと丁寧に洗い流します。
【画像:スポンジでパティーナを塗っている様子】
ハンダ部分にパティーナを施し、作品全体を引き締める色合いに仕上げます。
この工程は、ただ色を付けるだけではありません。
Nijiiro Lampが目指すのは、深みのある濃い茶色のような、落ち着きと品のある色合いです。
何色でもよければ誰にでも染めることはできますが、
理想の色に染め上げるには、パティーナの反応を見極める技術と経験が欠かせません。
また、時間をかけてゆっくり丁寧に行えば良いというものでもなく、
手順やスピードを誤ると、ガラスにパティーナが付着し、
ガラスそのものが曇った印象になってしまいます。
そのためこの工程は、
確実さとスピードの両立が求められる、非常に奥の深い仕上げ作業となります。
【画像:黒・アンティーク色の比較が分かるカット】
作品やガラスの色に合わせ、最適な色味を選んでいます。
【画像:優しく洗っている手元】
余分な薬剤をしっかり洗い流します。
【画像:ガーゼでガラスを一枚ずつ素早く拭き上げている作業風景】
ハンダ染色後、専用クリーナーを使用し、作品全体を丁寧にクリーニングします。
拭き上げにはガーゼを使用し、
ガラス一枚一枚を乾く前に、手早く拭き上げていきます。
この工程はスピードが命です。
自然乾燥させてしまうと、パティーナがガラス表面にこびりつき、
曇った仕上がりになってしまうためです。
美しい透明感を保つため、
時間との勝負で、集中して拭き上げを行います。
そしてこの時にガラスを一枚一枚拭き上げながら担当者が、再度ガラスの傷や表裏の間違いなどの再チェックを行います。
【画像:ハンダ部分にワックスを塗り込んでいる様子】
クリーニング後、ハンダ部分にワックスを施します。
ワックスによってハンダ表面に保護膜をつくり、
艶と深みのある落ち着いた表情に仕上げます。
経年による変化も楽しめるよう、
見た目の美しさと耐久性の両立を考えた仕上げです。
【画像:ランプフレームに組み付けている工程】
ペンダントランプ、テーブルランプなど、
作品に合わせたフレームへ取り付けを行います。
一部の作品は、
オリジナルフレームの制作から行っています。
ガラスとのバランスや重心を確認しながら、
安全性にも十分配慮して組み上げます。
【画像:点灯したランプを複数人で確認しているシーン】
完成後は、必ず二人以上によるダブルチェックを行います。
・正常に点灯するか
・ガラスにヒビや欠けがないか
・ハンダの仕上がり
・全体のバランス
作り手の視点と、
実際に使う方の視点。
両方から最終確認を行い、
安心してお使いいただける状態で完成となります。
Nijiiro Lamp のランプは、効率よりも完成度を優先し、一点一点時間をかけて制作しています。
光を灯した瞬間に感じていただける「奥行き」や「温度」は、こうした工程の積み重ねから生まれています。
ぜひ、手仕事ならではの表情をお楽しみください。
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